目次
各指数(DOW, S&P500, NASDAQ100, NIKKEI) についてGAFAM+TESLA について各セクター別 について暗号資産 についてまとめ
1. 各指数(DOW, S&P500, NASDAQ100, NIKKEI) について
まずは各指数の2021年年間パフォーマンスを確認。
DOW +18.82% S&P500 +28.79% Nasdaq +28.46% 日経225 + 5.63%
2021年パフォーマンスが良かった順で①S&P500→②Nasdaq→③Dow→④日経225。
この米国マーケットの力強い背景として考えられるのはやはり大規模な量的緩和政策。
この量的緩和政策や低金利の応援もあり大量の現金が株式市場に流れ込んだ。
コロナ禍からの復活についても米国はFDAによるコロナワクチン承認→接種の普及に努めて米国経済の成長を後押しした。
しかしそれだけでなく2021年の米国マーケットはSPACを通じての魅力あるストーリーも持ったIPO銘柄が乱立した。
2021年の金融市場最大のイベントは米国のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始だろう。
年初から、金融政策正常化への懸念等で1.77%まで一気に上昇したが
その後、米国のインフレ率は異常な水準に上昇したにも関わらず、金融市場は落ち着きを取り戻していった。
これを支えたのは、パウエルFRB議長の卓越した対話力だった。3月には、「インフレは一時的に過ぎない」と発言し、急激な金融引き締め懸念をけん制しつつ、秋にはテーパリングを粛々と開始した。12月のFOMC前の議会証言でタカ派トーンを市場に織り込ませた上で、FOMC本番で大幅にタカ派にシフトした。
こうした話術が奏功し、市場は金融政策の大きなターニング・ポイントを動揺無しに乗り切り、市場のボラティリティは、株・金利ともに、コロナ前のレベルまで戻っている。
2. GAFAMについて
GAFAMの年間パフォーマンスの確認。
Google(GOOG) +57.72% Apple(AAPL) +37.22% Meta Platforms(FB) +25.07% Amazon(AMZN) +4.64% Microsoft(MSFT) +54.49% Tesla(TSLA) +44.81%
Google強いです。
Amazon: 3rd qtr決算でEPS/予想8.9 結果6.12 利益/予想111.55B 結果113.08BとEPS、利益共に決算結果が悪く失速。
Tesla: 決算・納車台数ともに伸びが良く強い。10月Mに米レンタカー会社(Hertz)から10万台発注のNewsあり株価暴騰、その後Twiiterにて株価売却の
大義名分を得て売りに走り失速。
3. 各セクター別について
それでは各セクター別を確認してみましょう。
下表はS&P500/西暦毎の各セクター別パフォーマンスです。
英語表記ですが一目でそれぞれのパフォーマンスが確認できて見やすい。
こちらから入手しました。https://novelinvestor.com/(他にも国別パフォーマンス表もありました)
・COND:一般消費財セクター ・CONS:生活必需品セクター ・ENRS:エネルギーセクター ・FINL:金融セクター
・HILTH:ヘルスケアセクター ・INDU:製造工業セクター ・INFT:情報セクター ・MATR:素材セクター
・REAL:不動産セクター ・TELS:通信セクター ・UNTIL:資本財セクター ・S&P:S&P500指数
2021年のベストパフォーマンスはエネルギーセクターの+54.6%でS&P500指数+28.6%のおよそ倍近くのパフォーマンス。
その次に不動産セクター → 金融セクター → 情報セクターの順。
4. 暗号資産について
下のチャート見ての通りBITCOINはTESLAと同パフォーマンスの+44.32%、 ETHはBITCOIN・GAFAMを大きくアウトパフォームし+252.64%(年始から資産価値が倍)